設備の設置
水槽のサイズと設置場所が決まったら、さっそく準備に取りかかりましょう。まずは水槽を水洗いします。これは細かいゴミなどを洗い流すことが目的で、洗剤などは使用せず、水道水のみで洗うようにします。洗剤が少しでも残っていると魚に悪影響が出る可能性があります。
同様に濾材も使用前に洗います。これも細かいゴミを洗い流す程度でOKで、水道水だけで洗います。
次は水槽台に水槽を載せることになりますが、その際、間には薄いマットを敷くと、地震の時などの滑り止めになるので、お勧めとしておきます。
濾過槽の設置は、濾過槽に濾材を入れればOKで、外部フィルターの場合なら専用のフィルターを入れるだけで完了です。ヒーターは水槽内の目立たない場所に設置するのがポイントです。ただし、水のない状態で空焚き状態になると発火することがあるので、絶対に電源は入れないでください。
水換えの時も同様にコンセントを抜くなどを忘れないようにしましょう。クリップ式の照明は、グラつかないようにしっかり設置してください。水温計は見やすい位置に設置するようにします。
以上で主要な設置が完了となりますが、こうして全ての設置が完了したら、水道水を入れてみて、漏水確認や機材の稼働確認をしてください。3日程度はそのまま水を循環させて様子をみる必要があり、設置した直後は問題なくても、後からポタポタと漏れてきたりすることがあります。これで大丈夫なら、この水道水は捨てて海水を入れることになります。